NFT二次販売のやり方をわかりやすく解説!初心者でもできる売却手順と注意点

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NFTを購入したけれど、「そろそろ売りたい」「どうやって二次販売するの?」と悩んでいませんか?

NFTの二次販売は、マーケットプレイスを使えば誰でも簡単にできますが、
やり方や手順を知らないままだと、思わぬ損や失敗につながることもあります

この記事では、NFTの二次販売方法を初心者向けにわかりやすく解説し、
売却時の注意点やおすすめのマーケットプレイスもご紹介します。

この記事でわかること
  • NFT二次販売の基本と仕組み
  • 初心者でもできる販売手順(図解付き)
  • 売却時に気をつけるべき手数料や著作権の注意点
  • 初心者向けおすすめNFTマーケットプレイス
  • 安全に売却するためのコツ

NFT二次販売とは?基本をおさらい

NFT二次販売とは、すでに発行・購入されたNFTを、別のユーザーに売ることを指します。

一次販売はクリエイターや発行者から直接購入する取引、二次販売はユーザー間の再取引になります。

二次販売の特徴

  • 売り手は保有しているNFTを自由に販売可能
  • 販売価格は売り手が設定できる
  • 売却成立時にクリエイターへロイヤリティが還元される場合が多い

NFT二次販売のやり方(初心者向けステップ)

ここでは代表的なマーケットプレイス「OpenSea」を例に、二次販売の手順を解説します。

ウォレットを接続


まずはマーケットプレイスに自分のウォレットを接続します。

MetaMask(デスクトップ拡張)やWalletConnect(モバイルウォレット連携)、ハードウェアウォレット(Ledger/Trezor)などを選べます。

接続後、保有しているNFTが「My items / Profile」に表示されるか確認してください

手順(MetaMask の場合)

  1. マーケットプレイスで「Connect Wallet / ウォレット接続」をクリック。
  2. 表示されたウォレット選択で MetaMask を選ぶ。
  3. MetaMask ポップアップで表示されるアカウントを選択し「接続」を許可。
  4. 接続後、サイトの右上にウォレットアドレス(例:0x…)が表示されれば接続完了。

重要な注意点

  • 公式サイトのURLを必ず確認(ドメイン偽装に注意)。
  • シードフレーズは絶対に入力しない。署名ダイアログは確認して承認する(どの権限を与えるか見る)。
  • 「SetApprovalForAll(すべてのトークンを移動できる許可)」など大きな権限を求められる場合がある。初回のみの承認で以後の出品が楽になるが、許可するコントラクトが公式のものか確認する。
  • 高額NFTはハードウェアウォレットで承認するのが安全。

トラブル対処

  • NFTが見えない → ウォレットが正しいネットワーク(Ethereum / Polygon 等)に切り替わっているか確認。

2) 販売するNFTを選択


「自分のコレクション」から売りたいNFTを選び、トークンID、発行枚数(1点ものか複数枚か)、メタデータ(画像・説明・特典)を確認します。

所有者が自分のアドレスになっているかも必ずチェック。

確認ポイント

  • 所有者(Owner)が自分のアドレスか:違う場合は売れない。
  • トークンの規格:ERC-721(ユニーク)かERC-1155(数量販売可)かで出品オプションが変わる。
  • 枚数(Quantity):ERC-1155なら数量指定が可能。
  • ロックや転送制限:一部プロジェクトは転売を制限していることがある。
  • 付属コンテンツ(Unlockable):購入者向けの特典があるか確認(説明欄に記載)。

実務Tip

  • 出品前に同コレクションの**最近の売買履歴(直近のSold)**を見て、相場(floor price)を把握する。
  • 既に他で出品している場合は価格や期間が重複していないか確認する。

3) 販売方法を選択


マーケットプレイスでは主に「固定価格(Buy Now)」「英語式オークション(入札形式)」「オファーを受け付ける(Make Offer)」「ダッチオークション(価格が下がる)」などが選べます。

目的に合わせて選びましょう。

各方式の特徴(初心者向け)

  • 固定価格(Buy Now)
    • メリット:即購入されればすぐ確定、手続きがシンプル。
    • デメリット:低めに設定すると早く売れるが利益が減る。
  • 英語式オークション(Highest bid wins)
    • メリット:競り上がれば高値がつく可能性。
    • デメリット:注目が集まらないと入札がつきにくい。
  • ダッチオークション(開始価格→一定時間かけて下がる)
    • 特殊。スタート高めで目立たせたい場合に使う。
  • プライベートリスト(特定アドレスに限定)
    • 特定の相手にだけ売りたい時に使う(企業間の取引など)。
  • Offers(オファーを受ける)
    • Buy Now と併用可。相場より低いが早く売れることもある。

初心者への推奨:最初は**固定価格(Buy Now)**が一番わかりやすく安全。


4) 価格と販売期間を設定


販売価格は、マーケットの相場・最近の売買価格・自分の利益目標をもとに決めます。

販売期間(表示期限)は「短期で緊急感を出す」か「長期でじっくり待つか」を考えて選びます。

具体的な決め方

  • 相場確認:同コレクションの直近売却価格(直近7日・30日)を参考にする。
  • 利益計算:手数料・ロイヤリティ・ガス代を引いた「手取り」を想定して価格を決める。
  • 期間の目安:1日〜3日(短期)/7日(標準)/30日(長期)。短期は注目が集まりやすいが見逃しもある。
  • 数量設定(ERC-1155):売る枚数を入力。

料金例(手取り計算の具体例)
※計算は段階的に示します(誤差を避けるため桁ごとに計算)。

例:販売価格 = 1.000 ETH、マーケット手数料 = 2.5%、クリエイターロイヤリティ = 5% の場合

  • マーケット手数料:1.000 × 0.025 = 0.025 ETH
  • クリエイターロイヤリティ:1.000 × 0.05 = 0.050 ETH
  • 差し引き合計:0.025 + 0.050 = 0.075 ETH
  • 売り手の受取額:1.000 − 0.075 = 0.925 ETH

> つまり「1 ETHで売れた場合、実際の受取は 0.925 ETH(手数料とロイヤリティを差し引いた額)」です。
ガス代はこれに別途かかる可能性があるので必ず考慮してください。


5) 出品手数料・ロイヤリティ確認


出品前に「マーケットプレイス手数料」「クリエイターロイヤリティ(作者に入る割合)」「ガス代の発生タイミング」を確認しましょう。

これらは売上に直結します。

見るべき箇所

  • マーケット手数料(例:2.5%):取引成立時にマーケットが徴収。サイトのFAQや出品画面で表示される。
  • クリエイターロイヤリティ(例:5%):作品のクリエイターに自動で支払われる割合。コレクション毎に設定されている。
  • ガス代(Gas):出品時・初回承認(approve)・売却成立時などで発生する。チェーン(Ethereumは高い/Polygonは低い)によって大きく異なる。
  • キャンセル費用:キャンセルにガスが必要な場合がある。特にイーサリアムでは注意。

注意点

  • マーケットプレイスによってはロイヤリティを自動差引しない仕様のところもあり得る(運用差)。
    多くは差引されるが、売却前に表示を必ず確認する。
  • 初回出品では「コレクション許可(Approve)」でガス代がかかるプラットフォームが多い。
    これを承認しないと出品できない。

6) 出品を確定


価格・期間・オプションを設定したら「出品(List / Sell)」をクリックし、ウォレットの署名(サイン)を行います。

これでマーケットに出品され、購入者が現れるのを待ちます。

一般的な手順

  1. 「List / Sell」をクリック。
  2. ウォレットに署名ダイアログが出る(場合によってはガスが必要なトランザクションが一回発生)。
  3. トランザクションがチェーンに反映されるのを待つ(数秒〜数分、混雑時はもっと)。
  4. 出品ページに反映されれば出品完了。URLを共有可能。

出品後の管理

  • オファーが来たら:Accept(承諾)すると売却。Reject(拒否)も可能。
  • キャンセル/再出品:キャンセルにガスが必要な場合がある。再出品時に再度署名が必要なケースあり。
  • 売却時の流れ:購入者が支払うとマーケットがNFTを移転し、売上から手数料・ロイヤリティ差引後に入金される(マーケットにより処理方法が異なる)。

問題が起きたら

  • 出品が反映されない → ウォレット接続・ネットワークを確認。
  • トランザクション失敗 → ガス上限やウォレット残高を確認して再送。
  • 不審な署名要求 → 署名を拒否し、コントラクトやURLの正当性を再確認。

NFT二次販売で注意すべきポイント

二次販売は簡単にできますが、以下の点に注意しましょう。

  1. ガス代(取引手数料)
    • Ethereumメインネットは高額になることもあるため、Polygonなどガス代無料のネットワークも検討
  2. 著作権や利用規約
    • NFTの権利内容はプロジェクトごとに異なる
  3. 価格設定
    • 相場より高すぎると売れにくい
  4. 詐欺サイトに注意
    • URLやウォレット接続前の確認は必須

初心者におすすめのNFTマーケットプレイス

NFT二次販売を始めるなら、初心者でも使いやすく、日本語対応や手数料の安いマーケットを選ぶのがおすすめです。

マーケットプレイス特徴手数料
OpenSea世界最大規模、日本語化可2.5%
Coincheck NFT日本円決済可能、取引所口座と連携5〜10%
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NFT二次販売を成功させるコツ

  • 売り時を見極める(プロジェクトの盛り上がり時に売る)
  • SNSやコミュニティで宣伝する
  • 手数料込みの利益を計算して価格設定

まとめ

NFTの二次販売は、手順さえわかれば初心者でも簡単にできます。
ただし、ガス代やロイヤリティ、相場などをしっかり把握してから出品することが大切です。
まずは小額のNFTで練習してから、本格的に売買に挑戦してみましょう。

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