Bybit(バイビット)とは?特徴・リスク・日本向け制限の確認方法

海外仮想通貨取引所

Bybitは機能が多い海外取引所ですが、日本居住者は「使える/使えない」の断定よりも、提供制限が出る仕組みと自分のアカウントでの確認が重要です。

ネット上には「出金できない」「凍結した」など断片情報が多く、鵜呑みにすると判断を誤ります。

本記事では、Bybitの特徴・手数料を整理したうえで、日本向けの提供状況を公式情報と画面表示で確認する手順、制限がかかる典型パターン(KYC・機能制限・出金)を解説します。

Bybit(バイビット)とは?

Bybit(バイビット)は、暗号資産(仮想通貨)を売買・送金できる取引所です。

特にデリバティブ(先物・無期限)など、取引手段が多いタイプとして認知されています。

Bybitでできること(主な機能)

  • 現物取引(スポット)
  • デリバティブ取引(無期限・先物など)
  • 資産変換(Convert)
  • 暗号資産の入出金(オンチェーン送金)
  • そのほか(カード、P2P、運用系など)※提供可否は地域・状況で変わります

Bybitの特徴

整理すると、Bybitの特徴は次の3つに収れんします。

  • プロダクトが多い(現物だけでなくデリバティブなど)
  • 手数料体系がMaker/Taker中心で、板取引のコスト設計が明確
  • ただし日本居住者は、機能の良し悪し以前に提供制限の影響を受けやすい

日本居住者の状況は「確認手順」で判断する

日本向けは「使える/使えない」を一言で言い切るより、いつ・どの機能が・どの条件で制限されるかを確認して、行動を決める方が安全です。

実際にBybitは日本居住者について段階的な制限(Close-only等)を告知しています。


Bybit(バイビット)の手数料

※ここは「コストの見方」だけ押さえます。日本居住者はサービス制限で前提が崩れることがあるため、最終的にはログイン後の表示・公式ページで確認してください。

取引手数料

Bybitの手数料は基本的にMaker/Taker(指値/成行)で、VIPレベル等により変動します。

公式の手数料表では、少なくともVIP 0の現物(暗号資産同士のペア)は Maker/Takerともに0.1000% が示されています。

出金手数料

オンチェーン出金は、通貨・チェーンごとに固定の出金手数料が設定され、出金画面で最小出金額と合わせて表示されます。

スプレッド/簡易購入の注意点

「ワンクリック購入」「Convert」などの簡易導線は便利な反面、実質コスト(レート差・スプレッド相当)が見えにくいことがあります。

コストを管理したい場合は、原則として板取引(現物)**中心で比較するのが合理的です。


Bybitは危険?(リスクの整理)

結論は「危険かどうか」ではなく、どのリスクを踏む構造かで見た方がブレません。

レバレッジ・清算リスク

デリバティブは値動きが逆行すると、証拠金不足で強制清算が起こり得ます。

初心者が一番破綻しやすいのはここなので、最初は現物のみで運用する判断が安全側です。

アカウント制限・規制リスク(日本居住者)

日本居住者は、段階的に機能が制限され、特定日以降「Close-only」になり、新規ポジション構築等ができなくなる旨が報じられています。

セキュリティ設定(最低限)

最低限の考え方はシンプルです。

  • 二段階認証(2FA)
  • 出金時の確認を厳格化(出金先・ネットワークの確認)

※「制限回避(IP偽装等)」のような行為は、規約違反や追加凍結の原因になり得るため避けてください(リスクだけ増えます)。


日本居住者の提供状況の確認手順

ここが本題です。判断はこの順番で行います。

公式告知でスケジュールを確認

日本居住者向けの段階的制限について、具体的な日付・内容(Close-only移行、強制決済、利用可能機能の範囲など)が報じられています。

まずはこの「スケジュール」を把握してください。

自分のアカウントが対象かを確認

報道ベースでは、対象ユーザーは「日本発行の本人確認書類」「日本の住所証明」「日本のIPアドレス」のいずれかで識別される、とされています。

つまり、居住実態・提出書類・接続環境で対象判定される可能性があります。

3) 画面上のモード表示を確認

3月以降に「Close-only」へ移行する旨が報じられており、該当すると新規建玉や追加ができなくなります。

ログイン後に、取引画面・アカウント通知・利用可能機能(ワンクリック購入、P2P、カード等)の可否を見て、「使える前提」で作業を進めないことが重要です。


制限がかかった時の典型パターン(KYC、機能制限、出金)

日本居住者で起きやすいのは、次の3パターンです

  1. KYC関連で追加確認が必要になる(未完了だと機能制限のトリガーになりやすい)
  2. 機能が段階的に止まる(取引・入金・各種プロダクトが停止、ただし一部機能は残る)
  3. 出金は可能でも、期限管理が必要(強制決済などの前にポジション整理が必要)

報道では、Close-only移行後に「資産変換(BTC/ETH/USDC)と暗号資産出金以外が利用不可」など、かなり限定される旨が記載されています。


代替案(国内→他海外、または国内完結)

代替案は2択です。

国内完結(初心者の事故が最小)

  • 国内取引所で口座開設
  • 必要な銘柄を国内で買う
  • 長期保有なら外部ウォレットへ移す(必要な人だけ)

「制限・凍結・サポート」の不確実性を最小にできます。

国内→他サービス(移動が必要な人向け)

どうしても海外系の機能が必要な人は、撤退スケジュールがある前提”で、ポジションを軽くして移動計画を作るのが現実的です。

このとき重要なのは「移動先が将来も日本向け提供を継続するか」は断定できないので、常に出金可能性(オンチェーン)を確保する設計に寄せることです。


よくある質問(FAQ)

Q
Bybitは日本人(日本居住者)でも使えますか?
A

「可否」ではなく、段階的制限の対象になり得るため、公式告知・アカウント状態・機能可否を順に確認してください。報道では、3月にClose-only移行、7月に強制決済などのスケジュールが記載されています。

Q
出金だけはできますか?
A

出金手数料や最小出金額は出金画面に表示され、オンチェーン出金は原則可能として案内されています(ただし利用可能範囲は状況で変わり得ます)。

Q
取引手数料はいくらですか?
A

公式の手数料表でVIP 0の現物(暗号資産同士)について Maker/Taker 0.1000% が示されています。実際の適用は地域やアカウント表示で最終確認してください。


まとめ|Bybitは「制限の確認→撤退前提の整理」で事故を減らす

  • Bybitは機能が多い取引所ですが、日本居住者は提供制限の確認が最優先です。
  • 手数料はMaker/Taker中心で、公式表ではVIP 0の現物が 0.1%(目安)として示されています。
  • 日本向けは「使える/使えない」で悩むより、**公式情報・アカウント状態・モード表示(Close-only等)**で判断し、ポジションと資産を先に整理するのが合理的です。
  • 代替は「国内完結」か「移動前提で最小ポジション」。どちらにせよ、出金可能性を確保して事故を避けてください。
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