bitFlyerで口座を作る前に確認すべきポイントは、次の3つに整理できます。
- 公的な登録・枠組みがあるか(最低ライン)
- **業界ルール下(JVCEA)**で運営しているか
- bitFlyerが公開している安全対策が具体的か(資産管理、運用、ユーザー保護)
本記事は「設定手順の解説」ではなく、まず預け先として判断できる材料があるかを見ます。
まずはこちら:仮想通貨取引所の選び方
はじめに:bitFlyerは安全?
暗号資産は法定通貨ではなく、価値が保証されているものでもありません。
したがって「大手っぽいから」という印象より、確認できる根拠で判断するのが適切です。
金融庁の登録業者一覧(PDF)にも、暗号資産の注意点と、交換業者が登録制であることが明記されています。
この記事では、口座開設前に確認できる範囲を 3つの基準(登録・業界ルール・公開情報) に絞って整理します。
「セキュリティがちゃんとしてる」とは何を意味する?
セキュリティは大きく2つに分かれます。
- 取引所側が守る部分:資産の保管・分別管理、運用手順、システム対策、注意喚起
- あなたが守る部分:メール・パスワード・二段階認証・偽サイト回避
本記事はまず、bitFlyer側がどれだけ具体的に材料を公開しているかを確認します。
bitFlyerは安全?を根拠で判断する
判断材料1:金融庁・財務局に登録されているか
暗号資産交換業者は金融庁・財務局への登録が必要で、利用前に登録業者か確認するよう注意喚起されています。
登録業者一覧には 株式会社bitFlyer(関東財務局長 第00003号)が掲載されています。
加えて、JVCEAの会員紹介ページでは、bitFlyerが暗号資産交換業だけでなく金融商品取引業の登録番号も併記されています(少なくとも、業態としての枠組みは明示されています)。
※ただし、登録は必要条件であって「絶対安全の保証」ではありません(金融庁資料の注意点どおり)。
判断材料2:業界団体(JVCEA)に入っているか
JVCEAの会員紹介に 株式会社bitFlyerが掲載されています。
加盟は「自主規制の枠組みの中で運営している」材料になりますが、これも万能な保証ではなく判断材料の一つです。
判断材料3:bitFlyerが公表しているセキュリティ施策
bitFlyerは、公式のセキュリティページで「何をどう守るか」を項目立てして説明しています。
初心者は、細かい専門用語よりも**“具体性(数字・運用・必須条件)があるか”**を見た方が判断しやすいです。
マルチシグ(複数署名)
bitFlyerは、送付に複数の署名が必要になるマルチシグの採用を説明しています。
コールドウォレット(保管方針の数字が出ている)
bitFlyerは、交換や送付に必要な最小限のみをホットウォレットに置き、残りをコールドウォレットに保管している旨を説明し、さらに「全資産の約100%」という表現で方針を示しています。
この“数字が出ている”のは、比較の材料として分かりやすい点です(もちろん、読者側は更新の有無も含め公式記載を確認するのが前提)。
分別管理(顧客資産と自社資産の区分)
bitFlyerは、預かり資産を自社資産と明確に区分して管理している旨を説明しています。
取引所機能(bitFlyer Lightning / Crypto CFD)と、セキュリティ運用
bitFlyerは「bitFlyer Lightning」を、現物取引とbitFlyer Crypto CFDに対応した取引所として説明しています。
こうした取引機能を使う前提だと、口座の乗っ取り対策(2FAやフィッシング回避)の重要度は上がります。
2段階認証(必須範囲が明示されている)
bitFlyerのFAQでは、二段階認証の方式(メール/SMS/認証アプリ)に加え、外部アドレス登録・日本円出金・暗号資産の外部送付(bitWire含む)が必須と明記されています(ログイン時は任意)。
また、メール2FAの弱点にも触れ、SMSや認証アプリを推奨しています。
フィッシング注意喚起(URL確認とブックマーク推奨が明確)
bitFlyerは公式の注意喚起ページで、URLが正しいか確認(https://bitflyer.com/ から始まるか)、公式サイトのブックマーク利用など、ユーザー側の具体的対策を提示しています。
仮想通貨取引所のセキュリティ対策まとめ
結局「bitFlyerは安全なの?」
結論は「判断材料は揃っているが、絶対安全ではない」です。
✅ 安心材料(確認できる事実)
- 金融庁の登録業者一覧に掲載(関東財務局長 第00003号)
- JVCEA会員として掲載(会員紹介に登録情報も併記)
- マルチシグ、コールドウォレット(全資産の約100%という方針)、分別管理、2FA必須範囲、フィッシング対策などを具体的に公開
⚠️ それでも「絶対安全」と言えない理由
- 登録は必要条件であって、安全保証ではない(金融庁資料の注意点)
- 被害の入口は、偽サイト誘導やメール乗っ取りなどユーザー側の穴になりやすい(公式もフィッシング注意喚起を継続)
口座開設前にやること
bitFlyerの公式が示している対策に沿って、最低限は次のとおりです。
- 公式サイトはブックマークから開く(不審なURLからアクセスしない)
- URLを確認(https://bitflyer.com/ から始まるか)
- 二段階認証はSMSか認証アプリ(メール2FAは突破リスクがある旨がFAQで明記)
- メールアカウント自体を強化(使い回し禁止、メール側も2FA)
よくある質問(FAQ)
- Q金融庁登録なら安心ですか?
- A
無登録よりは最低ラインを満たしますが、登録=安全保証ではありません。
- QbitFlyerの2段階認証は何が必須ですか?
- A
外部アドレス登録・日本円出金・暗号資産の外部送付(bitWire含む)は必須、ログイン時は任意と明記されています。
- Qフィッシング対策で一番重要なのは?
- A
公式は、URL確認とブックマーク利用を明確に案内しています。
まとめ
- bitFlyerは登録業者一覧に掲載(関東財務局長 第00003号)
- JVCEA会員として掲載され、登録情報も併記されている
- セキュリティ施策の公開情報が具体的(特にコールドウォレット方針の“約100%”や、2FA必須範囲の明示)
- ただし、最後の事故防止は 2FAとフィッシング回避を実行できるかで差が出る



